みなさんは日常的にどんな水を飲んでいますか?浄水器を通した水道水や、ペットボトルの水でしょうか。水道水そのまま!という人ももちろんたくさんいらっしゃることでしょう。
水はわたしたち日本人にとっては、普通に手に入るものです。今日はペットボトルドウォーターについて書いていきます。
1970年の終わりに、まだ日本ではさほど流通していなかったペットボトルで、海外の水が輸入されるようになりました。その頃は「水を買うなんて!」と思ったことでしょう。1979年にようやくサントリーが「サントリー天然水」を発売しましたが、高級レストラン、バー、ホテルなどで使われていたそうです。ナデュラはお土産で頂戴し…不思議な気分で見ていた記憶があります。
1980年代に入りペットボトルの製造技術向上に伴い、様々な飲料がペットボトルでの販売が始まりますが、まだまだ水道水が豊富で安全であるとの認識が強く、ボトルドウォーターは引き続き特別な需要に限られていました。
1990年に入り、健康志向の高まりとともに「ミネラルウォーター」に注目が集まり、一般家庭にも普及するようになります。ナデュラと同年代の方でしたら硬水の「コントレックス」がダイエットや便秘解消、むくみ解消に良い!という触れ込みに、初めてボトルドウォーターを購入したのではないでしょうか。硬水…美味しくないけどねw
2000年代に入ると、ボトルドウォーターはその市場を広げます。飲料水の安全性に関する報道や健康ブームが後押ししたようです。2010年代以降、完全に生活に定着したボトルドウォーターは、「ナチュラルミネラルウォーター」「軟水」「硬水」「フレーバーウォーター」と、消費者の多様なニーズに応えるようになりました。
安全で健康的な「水」を広めたペットボトル、そしてボトルドウォーター。大変残念ながら現在ではペットボトルによる海洋汚染や空き容器による環境への悪影響が懸念されるようになりました。「水」を求め「水」を汚す。不思議な時代ですよね。
空き瓶・空き缶・空きペットボトルは正しい処分をしましょうね。って、なんの話してるんだったっけ?笑
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